上手な文章を書く方法をお伝えします。

かなり即効性があり、私自身も実践しているやり方です。

ネットでのタイピングにしろ、リアルでの直筆にしろ。

上手な文章を書く方法というのが存在します。

 

これを話し始めたらとてつもない量になってしまうので、

今日はその中でも、すぐできる方法を公開します。

 

何かといいますと

「自分の文章の癖(くせ)を見つける」です。

 

話し方などに癖があるように、

じつは、文章を書く際にも「癖」が存在します。

 

例えば、いくつか例をあげておきますと

・やたら1文が長い

・句読点の使い方がおかしい

・比喩や体言止めがまったくない(あるいは、多用しすぎる)

・基本的な日本語がおかしい

・何を伝えたいのかが明確でない

・誤字脱字が多い

etc…

 

とにかく何でもいいので、

自分の場合は、一体どんな癖があるのか?

というのを発見してください。

 

とくに「悪い癖」を発見するよう心がけるのがポイントです。

 

これを見つけられると、悪い癖を直すことで、

文章が劇的に改善できる可能性があるからです。

 

ちなみに私の文章にも、癖があります。

私の場合、「形容詞や副詞」の位置が微妙にオカシイ時があるのです。

 

例をあげると

 

×少し難易度が上がります
○難易度が少し上がります

 

×最低でも、絶対に3サイトは作るということです。
○最低でも、3サイトは絶対に作るということです。

 

×中々、そうはうまくいかないからです。
○そうはなかなかうまくいかないからです。

 

×要するに、ある程度は「妥協」も求められます。
○要するに、「妥協」もある程度は求められます。

 

×特別に、保険に詳しいわけではないけど、
○保険に特別詳しいわけではないけど、

 

×一時的に開設数が増えたりします
○開設数が一時的に増えたりします

 

×意外にアクセス数の割には、成約率はさほど高くないケースが多いです。
○意外なまでに、アクセス数の割には成約率はさほど高くないケースが多いです

 

×安定して、成果を生み出している傾向にあります。
○成果を安定して生み出している傾向にあります。

 

×明らかに、無謀なキーワードに挑戦している場合は、
○無謀なキーワードに明らかに挑戦している場合は、

 

×気にせずにどんどんまずは進めてください。
○気にせずにまずはどんどん進めてください。

 

×しっかりとテーマが決まり、リサーチを行えば
○テーマがしっかりと決まり、リサーチを行えば

 

いかがでしょうか?

意味的には、ほぼまったく問題なく通じます。

 

×と書いておりますが、間違いではないレベルです。

△ぐらいかな?

 

しかし、形容詞や副詞のかかる位置が微妙に違うことで、

文全体のニュアンスも微妙に違ってきてしまいます。

 

この微妙ともよべる「些細な違い」ですが、

この違いこそが、読み手への印象に大きく影響してきます。

 

文章を生業にしていない人は

まったくもって気にしなくてもいいのですが(笑)

 

文章に関わる仕事や業務を、少しでもしている場合は、

このレベルの些細な違いまで意識することが重要です。

 

ちなみに、ここで言う癖とは

「無意識レベル」でやっている場合を指します。

 

変な文章などでも、わざと意識してやる場合は、

癖ではなく「テクニック」と呼びます。

 

上手な文章、売れる文章を書ける人でも、

最初のうちは、悪い癖が出ないように意識することで、

完成度の高い文章を書いています。

 

これを幾度となく繰り返すことで、

最終的には、無意識レベルでも

上手な文章、売れる文章を書けるようになるわけです。

 

また、情報を発信する相手によって

文章の書き方や体裁なども

使い分けられるようにもなってきます。

 

「自分が目標とする書き手の文章」と「自分の文章」を

比較しながら見ていくと、

すごい効果を発揮するのでおススメです。

 

…またやってしまった。

 

×すごい効果を発揮する

○効果をすごい発揮する

 

この場合は、すごい、が

効果にかけたいのか?

発揮にかけたいのか?

 

これによって場所が決まってきます。

 

今回、私は「とてつもなく発揮する」ニュアンスで使いたいので、

正解は、すごい発揮、になるわけです。

 

ちなみに最後の間違いは「ワザ」とやりました。

 

この場合は、癖ではなく、

意識してやってるのでテクニックとなるわけです。

 

あなたの文章にはどんな癖がありますか?

参考になれば幸いです。