中松です。今日のコンテンツは
「義務なのに行かなくても罰せられない不思議な制度」になります。
少し日が経ちましたがまだいけそうなので
今回も「選挙ネタ」を扱ってみます。
いえね、もう今回は扱わないつもりだったんですよ。
ただ、選挙後も「パンケーキの方が大事」で
選挙に行く、行かないの是非が扱われているのを
目にしたので、
あっ、選挙ネタにまだ需要がある、と思ったものでして(笑)
「パンケーキの方が大事」とは、とある20代女性が選挙に行かずパンケーキを食べながら
パンケーキのほうが大事と発言したところが放映されたことで
世間に波紋が広がった現象を指します。
検索したらすぐに出てきます。
で、ここからが本題というか
素朴な疑問なんですが
選挙って国民の義務とか行かなきゃいけないとか
そういう風潮があるじゃないですか?
投票しない人が多いから投票率が低い。
だから投票しないとダメだとかね。
たしかに一見すると最もな考えのように聞こえます。
でもね、もう大前提として子供の頃から疑問なのが
「なんで義務なのに、行かなくても罰則とか一切無いんだろう?
義務なのに、投票は国民それぞれの任意の判断でOKなんだろう?」
ってところ。
いくらでも罰則化なんてできるはずなんですよ。
だって、投票用紙(厳密には、投票所入場券)が
各個人の家に届くわけですよ。
住民票などに基づいて(マイナンバーによりさらに強化)個人情報は
国に管理されているわけですから。
だから、誰が投票したか、してないかなんて
その気になればいくらでも国が把握することはできるわけです。
というか、投票所入場券が回収されている時点でも
十分に把握できているといえるレベルです。
いくらでも行ってない人を
罰則することなんてできるわけです。
ところがそういうのが一切ないんですよね、日本は。
罰則もうければ投票率なんて跳ね上がりますよ、一気に。
飲酒運転しかり。各種犯罪もしかり。
物事、厳しい罰則があるからこそ
ルール遵守に繋がっているわけです。
ところが選挙には行かないといけないというルールはあるのに、
行かないことによる罰則がなぜか選挙にはないわけです。
もちろん、設けないで自主的に投票行くのが理想ですが、
現実としてはその結果が悲しい現状の投票率の低さなわけですから。
でも、今後もおそらくというか高確率で
選挙の投票に行かないと罰則化なんてことは実現しないと思います。
なぜなら、投票率が高くならないほうが
(=政治に関心がない国民が多いほうが)
(=バカな国民が多いほうが)
(=支配しやすい人たちが多いほうが)
「得する人たちがいるからです」
投票率が上がらない今のままのほうが都合良い人たちの
存在を頭に浮かべてみるのが良いのではないでしょうか。
…もうね、これ以上は怖いので書くのやめておきますけどね。こわいこわい。
ただ、選挙行かない人をディスっても
ほんと意味ないのは間違いありません。
本来やるべきは選挙行かない人をディスるのではなく、
なんで義務なのに行かなくても罰則ないのか?
義務なのに、投票行く行かないかは
現実のところは国民の任意に委ねられちゃっているか?
この大前提が覆されたら面白いんだろうな~
でも無理だろうな~、と思った次第です。
私は投票して来ました。
でも、投票してない人をとやかくは言わないです。
あと、投票した政党や立候補者に
自分の人生を良くしてもらう期待(依存?)もしてません。
やることやってれば1個人がはい上がることも
十分できるのが今の日本です。