中松です。今日のコンテンツは
「社員に合わせて仕事を用意してはいけない」になります。
今日は私の失敗談を話します。
たくさんの失敗をしてきていますし
これからも失敗は増え続けると思います。
その中でも、最新の失敗談の一つが
「社員に合わせて仕事を用意してはいけない」
という話になります。
これは文字通り、社員に合わせて仕事や
やることを用意してはいけないということです。
どういうことかと言うと例えば、
社員や従業員等を採用して
実際にいろいろ仕事を割り振ったり
任せていくことになるわけです。
その時に私が失敗してしまったのは
入ってきた社員の適性や能力を見たうえで
その人に合った仕事や作業をふってしまった、という点です。
これ、一見すると
「すごく正しくて良いこと」
のように聞こえるかもしれません。
私もそう思ってました。
しかし、これが大きな落とし穴でした。
なぜかと言うと、
社員に合わせて仕事を用意するということは
仕事を作ってあげるということになります。
言い換えると、そこまで重要じゃない仕事であったり
あるいは余計な仕事まで
わざわざその社員に合わせて
作ってあげてしまっていた危険性があったからです。
危険性というか、実際にそうなってしまっていました。
外注に出してしまえば良いような仕事とか
あるいは、アルバイトさんでもできるような
簡単な仕事なども会社全体でみるとあるわけです。
しかし、あまりスキルがかんばしくない社員に合わせて
わざわざその人のためにこういう仕事を用意してあげたり
作ってあげていたりとかしてしまったわけです。
これをやってしまうと、会社全体で見たときに、
余計な仕事ややらなくて良い仕事が増えてしまうことを意味します。
ですので、こういうやり方で会社を回していくと
いずれは潰れるな、というのを実感した次第です。
では、どうすれば良いのかと言うと
今言ったことの全く逆のやり方をするのが大事です。
どういうことかと言うと
「仕事に合わせて必要な人材を獲得する」
ということです。
つまり仕事ありきの話になります。
具体的には、
ホームページ制作を業務としてやっているのならば
ホームページ制作をできる人材を獲得する。
コピーライターが必要であれば
コピーライティングをできる人材を獲得する。
もしくは、獲得した人材をそれに合わせて育成していく。
言い換えると、
そういった求めていることができない方、
あるいは教えてもできる見込みがない人というのは
始めから採用しない、というのがすごく大事になってきます。
ちゃんと目的に合わせた、仕事に合わせた人材を獲得する
ということがすごく大事になってくるのを体感した次第です。
「社員に合わせて仕事を用意する」というのは
一見すると正しいことのように聞こえるかもしれませんが
これは本当に危ないのでやめた方が良いです。
任せる仕事をちゃんと明確にして、
そこに合わせて必要な人材を獲得する
という流れでやっていくのが非常に大事になってきます。
私もまだまだ今後いろいろな人に助けてもらって
人材を採用していく機会があると思いますが
この点は徹底していく必要があると感じた次第です。
また、今回は社員という話でしましたが
社員に限らず、アルバイトであったり、外注さんであったり
ジョイントベンチャーのパートナーであったり。
いろんな場面で人と何らかの形でかかわって仕事をする場合も
この点をしっかり明確にしておくのが大事な気がします。