中松です。今日のコンテンツは

「理由がない値引きは逆効果」になります。


 

 

 

 

 

アフィリエイトだったり
あるいは保険や不動産の仲介などを除くと、
世の中の多くは「自社の商品やサービス」を
売っている会社。

こういった法人や店舗が
多数を占めます。

そもそも、自社商品やサービスを扱っている会社が
販路を拡大するための一つとして、

成果報酬型広告(アフィリエイト)や
フルコミッションを採用している訳ですから。

これは当たり前と言えば
当たり前の前提です。

はい、それはさておき。
今回は自社で商品やサービスを
提供しているケースのお話です。

以前、実際にあった話なんですが、
一時期私が通っていたマッサージ屋がありました。

そこは、一度来店すると、リピーターになってもらうために
SNSやメアド登録、個人情報登録などもきちんと
やっているところでした。

当然、定期的にいろんなお知らせも
届くようになるわけです。

で、これ自体は何の問題もありません。

むしろ、お客様にとってメリットのある
お知らせなどがあれば
積極的に知らせるべきですからね。

新商品!新サービスのお知らせとかね。

ありきたりだけど、リピーターからすると
関心があることなので、知らせてもらえると
喜んでもらえます。

そのためにも、顧客と繋がっておくのは
基本中の基本。とても重要です。

ただ、このマッサージ屋からの配信を
しばらく購読している時に
ある違和感を感じる場面がありました。

一体何か?というと
その時は「値引き」のお知らせが
来たんですね。

通常料金よりも、いくらいくら値引きする
というあれです。どこでも良く見かけます。

ただ、なぜかその時は違和感を感じまして
「あれ~?なぜだろう?そんな特別なことでもないのに、、、」

と少し考えたのですが
途中で気づきました。

「あっ!理由が添えられてないんだ。
なぜ、値引きしているのか?という理由が」

そうなんです。
値引きはしても
まったく問題ありません。

むしろ、顧客からすると値引きというのは
消費する金銭を減らせるわけなので
ダイレクトなメリットがあります。

値引きは、強力な武器です。

ただ、なぜ、値引きをするのか?
その理由は必ず添える必要があります。

・タイムセール
・処分品セール
・決算セール
・閉店セール
・年度末セール
・感謝祭セール
・クリスマスセール
・増税前セール
・○周年セール
・今月がお誕生日のお客様限定

↑↑
こんな感じですね。

ぶっちゃっけ「こじつけ的な理由」でも
ないよりは絶対に良いです。

ところが、理由を一切添えず値引きとかの
お知らせがくると、顧客からすると

「あれ?儲かってないのかな?人気ないのかな?」

こういう発想に陥ったり
ひどい場合だと

「つい最近、定価で利用したばかりなのに、
なんだよそれ~、ガッカリ」

このように、失う必要がない場面で
失点しているというか、
信頼を失墜してしまう事に繋がりかねません。

値引きは強力な武器のはずなのに、
使い方を間違えると、売れないどころか、
信頼も失墜してしまう散々な結果になるわけです。

諸刃の剣を活かすも殺すも
本人次第といったところかもしれません。

私も自社でセールやる時は
どんなに些細でもいいので
「理由」は必ず添えるようにしています。

ちなみに、「理由」だけでなく、
「特典」も付けられると効果が高まります。

手間は増えるので費用対にも
よりますけどね笑