中松です。偶然はいったすし屋の大将が
昨晩の話なんですが、強烈なすし屋に迷い込んでしまいました。
事の発端は弊社と取引のあるコピーライターさんが
顔を出してくれたので、じゃあ一緒にご飯食べ行きましょう。
その流れになりました。
じゃあ会社から近いところで
なおかつ、新規開拓もしたかったので、
まだ行ったことがない「とある寿司屋」に白羽の矢がたちました。
私とコピーライターさんと弊社スタッフの合計3人で
そのお寿司屋さんに出向きました。
お店を切り盛りしているのはカウンターにいる大将。
そして、ホールで注文をとったり運んだりしている
奥さんと思われる女性の合計2名です。
ご飯時の20時ということもあり
予約をしていったのですが、
どうしたことでしょうか?
お客さんは私たち3人だけでした。
食べログでも評価悪くないところなんですけどね。
まぁいいや、ということで座敷に座り
ビールで乾杯。お通しのナスの煮つけも
少し甘口ですがけっこう美味しいです。
並みと特上とお任せの3種類あったので
あいだとって特上をチョイス。
握りが出てくるまでしばし歓談。
コピーライターさんのここでは
絶対に書けないぶっ飛んだ私生活ぶりに
私たちは食べる前からお腹いっぱいです。
いやー、○○はまずいでしょーwww
※○○は自主規制
…そんな矢先に事件は起きました。
何かといいますと
どこからともなく「奇声」が聞こえてくるのです。
「エイヤッー!」
「ホッ!ホッ!」
「ウイヤーッ!!」
さらには文字で表現しきれないような
難解な、言葉にならない言葉まで…
私たち3人「ヘッ?!」
みんなで顔を見合わせつつも状況が把握できません。
一同、困惑。
しかし、奇声は続きます。
「エイヤッー!」
「ホッ!ホッ!」
「ウイヤーッ!!」
もちろん、奇声の正体は私たち3人ではありませんし、
奥さんと思われる女性もホールから姿を消し
すでに奥のほうに行ってしまってます。
…となると?
勇気を振り絞って、カウンターの大将を
恐る恐る見てみたところ…
私たち3人「…あっ?!」
そこには、スキンヘッドにねじり鉢巻きをした
推定年齢50歳ぐらいの男性(大将)が
自分の「奇声」とあわせて
リズミカルに寿司ネタを握る光景が飛びこんできました。
「エイヤッー!(中トロだ!)」
「ホッ!ホッ!(カンパチだ!)」
「ウイヤーッ!!(そーれ、エビいっちゃうよ!ヘイヘイ!)」
まるでそんな心の声が聞こえてくるかの如く
臨場感溢れる、大将の姿があったのです。
本人はかけ声のつもりなんでしょうが、
傍から見たら奇声、そのものの何物でもありません。
私たち3人「アワワワ…」
ですが、私たちのために寿司を握ってくれてる
大将さんです。無下にはできません。
かといい、あまりの圧倒された光景に
なんとか突っ込みどころを見出したいのも事実。
私はとりあえず奥さんを呼び出しました。
私「旦那さん、いつもああなんですか?」と
聞きたいのをグッとこらえて、
「すいません、3人で写真撮ってもらえますか?」と
携帯カメラを差し出すのが精いっぱいでした。
弱い!弱いな、自分!
奥さん「あら?!これどうやったら撮れるのかしら!分からないわ!」
とテンパリつつも、
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
と教えてもいないのに、連射モードを炸裂して撮ってくれました。
…撮り方、知っとるやん!(笑)
後ろでは、大将が依然として、奇声をあげています。
「エイヤッー!」
「ホッ!ホッ!」
「ウイヤーッ!!」
…寿司を握り終わったあとも言ってるのね!(笑)
お寿司はリーズナブルな割に美味しかったです。
またリピートしたくなる店が増えました。
毎日楽しいです。ありがとう。