中松です。最近話題の「ふるさと納税」について調べてみた。
最近、各種メディアで話題の
ふるさと納税についてふと調べてみました。
ふるさと納税の予備知識がない方に
ものすごくザックリですが、
メリットを最初にお伝えしておくと。
日本全国の米、肉、魚、酒、果物、加工品といった
「特産物」がもらえる上に、
納税額(税金)を減らすことができる。
これがふるさと納税をするメリットです。
少し興味が湧いてきましたかね?(笑)
どういう仕組みかと言うと、たとえばですが、
あなたの年収が300万円とします。
そこから各種「控除額」を差し引き
残った額に対して税率が課税されて、
納税額が決定します。
例:年収300万円、各種控除額100万だと、
300万円-100万円=200万円←ここに税率が課税される
200万円の場合、所得税の税率は10%なので、
200万円×10%=「20万円」を
あなたは所得税として払わないといけない。
国税庁HPの参照URL:https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
※分かりやすいように、所得税だけ考えた例です。
住民税など他の税金考慮してません。
控除額もキリが良い数値にしています。
ここまでは、普通にお仕事されてる社会人の方なら
大丈夫ですよね。分からないとしたら気付かないうちに
いろんなところで損している可能性が高いです。
さて、そのうえでお話を戻しましょう。
どうしてふるさと納税をすると
税金が安くなるのか?という点です。
例えば先程のケースですと、
「仮」にですが日本全国あっちこっちの地方公共団体に、
100万円分のふるさと納税をしたとします。
するとこの100万円分も「控除」として計算できるのです。(寄付金控除扱い)
…どうなるかというと?
例:年収300万円、各種控除額100万、ふるさと納税による控除額100万円
300万円-100万円-100万円=100万円←ここに税率が課税される
100万円の場合、所得税の税率は5%なので、
100万円×5%=「5万円」
国税庁HPの参照URL:https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
なんと、先程は20万円の所得税だったのに対して、
ふるさと納税を活用すると「5万円」で済んでしまいました。
このように、納税しないといけない税金が安くなるわけです。
さらに、忘れてはいけないのが、ふるさと納税を100万円した分、
各種地方団体から、「特産品」が贈られてくる点です。
100万円納税したからといって、
ぴったし100万円の価値がある特産品が手に入るわけではないですが、
名目上は「100万円相当」の特産品が手に入るということです。
「100万円分納税してるのでお金は出ていってますが、
その分、100万円相当の価値があるものが
手に入っているので、プラスマイナスは0と考えられます。
しかし、支払う税金は安くできる、と。
こう考えることができるわけです。ここが肝です」
だから最初にお伝えしたように
日本全国の米、肉、魚、酒、果物、加工品といった
「特産物」がもらえる上に、
納税額(税金)を減らすことができる、と表現できるわけです。
これがふるさと納税をすることによるメリットなわけです。
誤解されやすいのですが、
自分のふるさと以外にも納税できます。
というか「全国各地どこでも好きなところ」、
「複数箇所OK」で納税できるのでこれも便利です。
正直、リスクないのでやらない手はないかな?という印象です。
ただし、先程の例は分かりやすい数値を使いましたが、
年収によってふるさと納税できる金額は異なります。
(実際は、年収300万円の人は100万円分もふるさと納税できない)
また、送られてくるものは基本的に
地方の特産品なので食料です。
外食がものすごく多い方ですと
そんなにうちで食べないでしょうから
もらっても嬉しくないかもです。
お酒好きは良いかもですね。
地ビール、焼酎、日本酒とかももらえます。
何をもらえるかは、その地方公共団体によって全く異なります。
例、北海道当麻町:でんすけすいか
鹿児島県伊佐市:豚
奈良県:そうめん
活用するうえで、最低限レベルの税金知識が必要なのと。
(この記事に書いてある内容が理解できれば問題なし)
あとは、地方公共団体ごとに、個別に依頼しないといけないので
このあたりがけっこう面倒くさいですね。
あなたの場合は、計算上○○万円までふるさと納税ができます。
さらに指定してくれれば申請代行も全部うちがやりますよ。
↑↑
こんな風に、計算とか申請とか面倒くさいところを
全部代行してくれるサービスがあったらやってもいいけど。
自分でやるのは「んー?興味はある。でも面倒かも(笑)」という印象です。
ちなみに、この記事の私の説明は
きわめてザックリアバウトなので。
本格的に興味もった場合は、
「ふるさと納税生活」という書籍がおススメです。
これ読むと、自分で計算もできますし、
どの地方公共団体が何をくれるのか?も
全部まとまっていて便利でした。参考になれば幸いです。
どんな場面でもいえますが、仕組みや制度を知っている人は
いつの時代でもお得で得られるメリットは大きいものです。
これとかも知っている人だけが得する仕組みです。