中松です。正しいことでも時に変だと
思われることはあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は学生時代に、数多くのアルバイトを経験しましたが、
その中でも、一番長く続いたのはコンビニでした。

コンビニにしては時給が良い店を見つけ、
同世代の子も多くバイトしていたので、
働きやすかったのが大きかったです。

ところでこのコンビニには個性豊かな
お客さんがたくさん訪れていました。

その中の一人に
「エコおじさん」という人がいました。

※店員はお客さんの知らないところで
よく来る客に、勝手にあだ名をつけるものです。

このおじさんはコンビニ近所に住んでいるようで、
けっこうな頻度で買い物に来ます。

私がシフトに入ってた時でもほぼほぼ見るので、
おそらくは週7で来ているのでは?

もはや生活の一部にしていたようです。

このおじさん、他のお客さんと少し違う所がありました。

何かと言うと、ぐちゃぐちゃに丸めたビニール袋を
毎回毎回、持参するのです。

毎回、袋を持参して、おじさんこう言うのです。
「これに入れてくれ」

もうお気づきだと思いますが、
そう、このおじさんめっちゃエコなんです。

めちゃくちゃエコなくせして
ぶっきらぼうな口調で言うので。

「自分どんだけ不器用なんだよ?!(笑)」
そう心ながらに思ってたものです。

さて、話をもどしましょう。

このおじさんはエコなので
地球に優しいおじさんです。

正しいか間違っているかと問われれば、
正しいと私は思います。

しかし、何も知らない人が傍から
みると少し変にも見えるかもです。

いつも肌シャツ&ステテコ?みたいな上下の格好をしていました。
それにぐしゃぐしゃに丸めたビニール袋持参。

近所の人であり、エコな人という情報があれば
あーそうなんだ、で納得なんですが。

何も知らない人が見ると
だらしない格好した
貧乏そうなおっさんにも見えるわけです。

この話から何がわかるかというと
「正しいことでも時に変だと思われる」という事です。

エコという観点でみるとオッサンは正しいのですが、
そのスタイルを貫くがゆえに
変に思われたり誤解されたりもしているわけです。

これは何もコンビニにおける
おっさんのエコ行為だけに限りません。

世の中のありとあらゆる場面でも
当てはまるケースが多々あります。

正しいこと、筋が通っている事でも、
人と違う事をしたり、とくにその行為が
「少数派」的なことであったりすると。

周りの多数派からは、変に思われたり、
時にはバッシングや攻撃を受けたりして
しまうわけです。

しかし、個人的には、こういう自分を持っている人、
周りからどう思われようとも、
自分のスタイルを貫ける人は好きです。

「これに入れてくれ」

あのぶっきらぼうなセリフは
大人になった今でも忘れはしません。

ちなみにオッサンは納豆3パックだけを
毎回毎回買っていました。

あーね。あんま日持ちしないもんね、納豆。

小粒、ひきわり、糸引き納豆!
好き嫌いがない私は納豆も喜んで食べます。

これも人とは違う方法かもしれませんが、
興味があるならやるべきです。

今こそ自分の意思を貫く時です。
⇒ http://cl-sc.net/datusara/c/01668.html