中松です。リスクを過剰に嫌う人が多いですが、
そもそも生きること自体がリスクです。
昨年末といいますか、つい数週間前まで、
4大都市を中心にセミナーを実施してきました。
セミナー内では、私が一方的に話すだけではなく、
参加者さん同士でワークをやってもらったり、
あるいは、質問を積極的にしてもらったりと。
そのあたりも意識してやっているのですが、
今回は幾つか感じることがありました。
一体何かというと、
「過剰なまでにリスクを取りたがらない」
こんな感じの人が多いなー、という印象です。
確かに、人間誰しもリスクは避けたいものです。
損したくない、怖い思いしたくない、
つらいことをしたくない。
だから、リスクを嫌い、避ける。
リスク管理、という言葉があるぐらいですし、
これはごくごく普通の感覚と思います。
しかし、その一方で気を付けないといけないのが
大なり小なりリスクを取らないと
「何も手に入らない人生になってしまう」という事です。
例えば、インターネットビジネスを引き合いに出すと、
これは本当に小さいリスクで挑戦が可能です。
パソコン1台、ネットがつながれば、
いまの生活スタイルをしながらでも、
資金ほぼ0円でもはじめられる。
限りなくリスクが0といえます。
先日の私の投稿でもお伝えしましたが、
10万円もしないオンボロパソコン1台でも
起業できるチャンスがあるのですから。
参考記事:化石パソコンの発掘に成功
⇒ http://www.nakamatsu.org/archives/4646
とはいえ、限りなく0とはいえ、
まったくのリスク0ではありません。
・パソコンがなければ、買わないといけません
・周りが遊んでる時に作業をしないといけません
・ほんの少額(月数百円程度~)だけど資金も必要かもしれない
・うまくいくかな?という不安を抱えるかもしれない
なので、リスクはまったくの0ではないわけです。
しかし、他のビジネスに比べれば
どう考えても圧倒的にリスクが少ないのも事実なので。
このぐらいのリスクも怖がる考え方では
ネットで稼ぐとかそういう以前に、
人生そのもので何も手に入らないのでは?
と、そう感じてしまった次第です。
・外に買い物出たら車にひかれて死ぬかもしれない
・旅行に出かけたら飛行機が落ちて死ぬかもしれない
・異性とS○Xしたら性病をうつされるかもしれない
・副業をしたら会社にばれてクビになるかもしれない
・外食したら食中毒もらってお腹壊すかもしれない
↑↑
身近な一例をあげましたが、
これどれもが可能性は確かに0%ではないです。
でも、過剰に気にしすぎていたら
何も手に入らないし、何もできなくなってしまう。
それと同じような感じかもしれません。
決して、リスク管理を疎かにしたり、
軽視したりする意味ではありません。
リスク0では何も手に入らない、
生きること自体がじつはリスク。
そういったお話になります。
ちなみに、このあたりは「年齢」の要素は関係なかったです。
大学生ぐらいの若い方でも「リスクリスク」言っている人もいますし、
一方で、年金もらっている高齢者の方でも、
同じようにリスクが怖いと言っている人もいるので。
物の考え方や捉え方に関しては
年齢を言い訳にはできない、
という事かもしれません。
考え方は人それぞれで自由でいいと思いますが。
本当に多くの人がリスクリスク言って何もしないので、
言い換えると、そんなに高い能力がなくても、
行動さえすれば結果を出せる時代ともいえるかもしれません。
私はバカですが、行動だけは続けられるので、
私にとってはなんとも都合の良い時代です(笑)
何もしないことが一番のリスクですよ。