中松です。
世の中には
2種類のタイプの
人間がいます。
1つ目は、計画通りにいくタイプ
2つ目は、計画倒れしてしまうタイプ
あなたがどちらの
タイプかは分かりませんが…
もし、計画倒ればかりしてしまうタイプならば
今日の話は非常に参考になるはずです。
仕事、プライベート場面の
いずれにも関わらず、
計画倒れしてしまう人には
「ある共通点」があります。
一体何かと言うと、
「そもそもの見積りが甘い」
という点です。
例えば、ある作業をこなす時に、
計画通りにいくタイプは
見積りを厳しめで建てられます。
一方で、計画倒れしてしまう人は、
希望的観測といったらなんですが、
見積りを甘く建ててしまいます。
結果として、計画倒れしてしまう人は
計画通りにいかず頓挫してしまう、
という形になってしまうわけです。
では、計画倒れしやすい人は
どのくらい見積りを厳しくすれば良いのか?
と言いますと、
一つの目安として
「1.5倍の見積り」にすると良いです。
つまり、いまの時点で
1時間かかると思っていることは、
1.5時間ぐらいかかると考えます。
夏休みの宿題なんて
10日で楽勝だぜ!
って思っているのなら、
余裕もたせて15日ぐらいは
かかるだろう、と考えておくと
計画倒れしにくいという感じです。
これは私の経験ベースに
基づいているのはもちろんのこと。
「計画錯誤(プランニング・ファラシー)」という
専門用語がある位に有名な話です。
※詳しく知りたい場合は
ダニエル・カーネマン 計画錯誤
とかで検索してみると良いでしょう。
カンタンに言ってしまうと
人は作業にかかる時間を短く
見積もりすぎる傾向に
あることを指しています。
なぜ、短く見積してしまう傾向にあるかは
諸説ありますが、一説に
「周囲に良く思われたいから」というものがあります。
なるほど。
仕事できないけど、その場だけでも
よく思われたいので
一種の「はったり、ふかし」に
使っている人は
案外、多いかもしれません。
しかし、実際それでうまく言ってない場合は、
1.5倍で見積を建てるという
習慣を導入してみるのも良いかもしれません。
逆に、計画通りにいつも作業やスケジュールが
こなせている人は、知らず知らずのうちに、
この1.5倍の見積を建てられている証といえます。
1.5倍の見積り=余裕、とも
表現できるかもしれないですね。