中松です。
人間が行動している時は
2つのパターンがあります。
一つは行動を「意識化」に
おいてるときの行動です。
例えば仕事などで
大事な取引先との
打ち合わせがあったとします。
この商談次第で
大きな取引がつかめるどうかが
かかっている大事な場面です。
そんな時は、
話す内容や身振り手振りなど
細部までに意識を巡らせることでしょう。
こういった状態は
自分の行動を
「意識化」におけている状態です。
一方で、もう一つの行動パターン。
それは「無意識化」の状態です。
例えば、仕事から家に帰ってきて、
何も考えることなしに
テレビの電源を入れたり、
あるいは、電車で移動中に、
何気なくスマホをいじったりしている時など。
こういう状態は
「無意識化」といえます。
で、ここからが重要ですが、
行動全体における
「意識化」と「無意識化」の割合です。
なんと驚くことに、
かの有名なスタンフォード大学でも
登壇実績のあるグレッグ・マキューン氏も
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『人間の行動のうち
「約40%」は無意識化である』と、
著書の中で語っています。
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この数字を高いか、低いか、
どう捉えるかは個人差があるでしょう。
ただ、私個人の感想としては
「非常に高い」と感じます。
そして、高いがゆえに
無意識状態の行動こそが
人生の結果に大きな違いを
もたらすと考えます。
といいますのも、意識化においては
ライバルだけでなく、自分も意識しているので、
ここではさほど差がつかないからです。
しかし、無意識状態では
差が驚くほどついてしまいます。
例えば、先ほどの例をあげますと、
スマホいじりやネットサーフィンなど
無意識でやる人は、人生において
かなりの時間を浪費してしまいます。
一方で、そもそもこういう悪い習慣がない人は、
無意識化の状態におかれても
そういう行動をとりません。
(この場合はスマホいじりなどを、目的なくすることはない)
無意識化状態の時ほど
差がつくわけです。
日ごろから良い習慣を刷り込ませ、
悪い習慣を排除するように
行動をし続けると、
無意識状態になっているときも、
良い行動をして、悪い習慣が出ないようになるといえます。
原理原則的で少しカタイ話に
聞こえるかもしれません。
しかし、私自身も
日々、意識して心がけている部分でもあります。