中松です。コピーライティングより重要なことを
ご存知ですか?
ビジネスにおいて売上をあげるためには
集客やセールスが大事と言われ続けています。
その中でもネットでものを
売ったり紹介したりするとなると
コピーライティングが重要視されます。
セールスの中でも、コピー(文章)を使って
売上をあげる手法なので
重要視されるのも当たり前といえば当たり前です。
このコピーを活用すれば売れないものはない、
それこそ道端の石コロですら
売ることができてしまう。
そんなたとえ話もちらほら耳にするほど
コピーは強力かつ大事なものであるといえます。
しかし、そんなコピーライティングよりも
じつは重要かつ大事なことがあります。
それは一体何かというと…
「オファー」です。
つまり提案する内容であり、
売る商品やサービスが何であるか?
これらを指します。
これは先ほどの石ころの例で考えると
分かりやすいのですが、
コピーを極めれば
石コロ(価値のないもの)を価値化させて
売ることは確かに可能です。
しかし、可能とはいえ
そうカンタンにできることではなく、
それを実現するためには
高度なコピーライティング力を身につける必要があります。
一方で、はじめから価値のあるものを
その価値よりもお得な値段で買いませんか?
というオファーをしたらどうなるでしょうか。
例えば、100万の価値があるダイヤモンドを
1万円でお売りしますよ、というオファーがあったとします。
石コロ1万で売りますよ、というオファーと比べた際に
どちらがカンタンに売ることができるでしょうか?
当然いうまでもなく社会通念上の共通認識として
石コロよりはダイヤモンドのほうが価値があるというのは
多くの人が知っていることです。
このケースですと売りやすいのはダイヤモンドのほうです。
本物である鑑定書付きとか、なんで安く提供しているなどの
理由まで明確にすれば信頼性もあり間違いなく売れます。
細かい突っ込みは抜きにして
どんなにコピーライティング力が優れていようと
「どちらが売りやすいか?」と考えた時には
やはり売れやすいものが売れるのです。
そしてこの売れやすいもの、何が売れるかを考える力こそが
「オファーを考える力」と言えるでしょう。
この話は決してコピーライティングを
疎かにしましょう、とかそういう類の話ではありません。
そうではなく少し逆説的になりますが、
コピーの重要性がわかる人ほど
オファーを重要視してますよ、という話になります。
売れやすいもの+コピーライティングが
両方備わると最強です。
コピーに限らずリアルの営業とかでもそうです。
営業トークが上手くて越したことはないですが、
価値のない訳分からんもの干し竿売るのは大変です。
ダメ営業マンでも提案している商品が良ければ
それなりに売れるということです。
売れる商品、売れるサービスを考える力は
お客さんに必要とされる商品、サービスを考える力とも
言い換えることが出来るかもしれません。
コピーライティングを磨くのも大事ですが、
まずはオファーそのものを磨いてみるのも
この機会にいかがでしょうか?