中松です。年収をあげたい人は少なくないですが
無駄な努力をしている人がものすごい多いです。

 

 

 

 

 

 

 

お仕事をされている方の中には、いまより年収をあげたいと
考えている方が少なくありません。

表だって口に出さないでも収入が増えるに越したことはないので
潜在的にはほとんど大半の方が年収が上がって困ることはないです。

困ることといえばひがまれるぐらいでしょうか。

 

さて、それはさておき。

ここで興味深いのが年収を上げたいと考えているにも関わらず
それに直結しない「無駄な努力」をしているケースが多い点です。

 

例えばいまあなたが会社員をされていて年収が500万円だとします。
この年収を1000万円にしたくて日夜仕事を一生懸命やっています。

目標に向って一生懸命頑張ることは美しい行為だと思います。

しかし、ここで気をつけないといけないのが
はたして頑張った先に年収1000万円の可能性はあるのか?

これを客観的に冷静に見極める力です。

 

会社員の方だったら簡単です。

自分の会社の上司や役員などでその目標となる年収をもらっている人が
いるのかどうか?これを調べてください。

表立って聞けないのなら酒の席にでもターゲットを酔わせて
気分良くさせて聞き出して下さい。シラフでは言わなくても
収入が多い人は潜在的には自慢したい気持ちがあります。聞き出しましょう。

 

そして自分の目標とする年収をもらっている人が、その会社にいない場合は
その先どれだけ頑張ろうと、それこそ定年退職するまで磨耗したところで
その年収をもらうことはほぼ不可能と考えてください。

だって前例がないのだから。

その会社において起死回生の働きを見せたところでも
その年収に到達する可能性は極めて低いと考えるべきです。

また、いた場合でもその人が勤続何年であるのか、さらには年齢は何歳なのか?
たまたま良い時期に入ったからもらえているだけなのではないか?

こういうのは客観的に分析してください。

その結果、それでも再現性がありそうなら、いまのあなたの努力は
あなたの目標を達成できる可能性があるので努力の価値があります。

 

しかし、それらの条件を満たしていない場合は
どんなに頑張ろうとはじめから絶対に達成できない環境で
目標に向って努力しているだけなのですべてが無駄なので要注意です。

絶対に達成できない環境なのに、
それに気づかずに目標に向けて必死で頑張る。

なんだかとても怖いことです。

ウツ病になってしまいそうです。

 

ちなみにこのケースの解決策としては
大きく分けると2つです。

転職か副業(or独立)

※結婚や相続というのもアリですが、
仕事で稼ぐという点では転職か副業(or独立)となります。

ただし、転職の場合も似たりよったりのところに転職しても
結果は似たりよったりになるので注意が必要です。

思い切った結果を得たい場合は転職も思い切った転職が必要です。

例:完全歩合のフルコミッション会社に行くとか
ベンチャー系企業の幹部候補として飛び込むなど。

副業の場合はいまの生活をキープしつつ挑戦できるので
挑戦への敷居は低いです。ただし、周りに副業意識がない人たちの中で
孤独に取り組む必要があるので精神力や継続力が求められます。

 

ちなみに私の場合は被雇用者として働いていた時期もあるのですが、
目標とする年収には役員クラスにならないと無理なことが判明しました。

役員の平均年齢もわりと若いので上は渋滞している状態です。

というか、そもそもそこで30年、40年頑張っても自分がなれる保証は
極めて低いな、と当時、20代前半のガキでも分かりました。

こうした流れをうけて副業に力を入れ始めて、
脱サラ独立と繋がっていたわけです。

どちらの環境でもきっと頑張ったのでしょうが、
自分の目標がある限りは「それが実現できる可能性がある環境」で
頑張る必要があります。

基本的に自分の頭で想像した年収は
誰でも達成できる可能性はあると
私は個人的には思います。

 

大事なのは個の力として頑張る前段階の、
いまいる環境でそれが実現可能かどうか?を
見極めることなのかもしれません。

どうせ頑張るのならあなたの目標にふさわしい
環境で頑張りましょう。