中松です。メルマガとサイトの記事は
書き方がまったく違います。
記事を書くと一口に言っても
それを発信する際の媒体が違うと
書き方も変えていく必要があります。
いまはネット上にいろんな媒体があるので
それだけ書き方も変えていく必要があるわけですが、
今回はとくに代表的である
「メルマガ」と「サイト」に焦点をあてて
書き方について触れていきます。
最初に結論を言ってしまうと
「メルマガは自由に書いてOK」
「サイトはルールに従って書く」
以上です。
具体的に掘り下げてみていく前に
大前提として注目しておく必要があるのは
「両者の情報ターゲットが誰であるか?」
という点です。
これは考えていただくと分かるのですが、
メルマガの場合はすでに登録している読者です。
1000人読者がいればその人たちに。
2000人読者がいればその人たちに。
自分のメルマガ読者に対して
情報を発信していくわけです。
これは言い換えると
「集客を意識しないで書いて良い」ということです。
※ここがポイント
すでに読者がいるということは
少なくともその情報を発信する時点での
集客が完了しているわけなので。
自分のメルマガ読者は
書いた記事を配信すれば
読んでくれる状態です。
なので集客を意識せずに
自由に書いて良いわけです。
もちろんセールス系ならセールス系、
コンテンツ系ならコンテンツ系といった具合に
目的に応じた書き方はしないといけませんが、
集客という点だけを考慮すると
ここは気にせずに自由に書いて良いわけです。
一方でサイト系の記事の書き方は全く異なります。
決定的に違うのが先ほども触れましたが
「集客」という点において
徹底的に意識して書くことが求められるからです。
サイト記事の場合は、すでにそのサイト全体に
アクセスが来ているようなパワーサイトであれば
サイト内の他ページからのアクセス流入は可能です。
しかし、まだそうではない場合や
外部から新規のユーザーを呼び込む場合は
1記事1記事が検索にヒットされる
書き方をしていく必要が求められます。
あなたも経験があることでしょうが
いろんなキーワードで検索をかけると
サイトの個別ページがヒットする
ケースって非常に多いです。
URLまでいちいち見てない方が多いので、
気づいていない方も少ないでしょうが、
要するにサイトの入り口って
トップページだけではなく、
むしろ個別ページからも可能なわけです。
そして、アクセスが多いサイトというのは
例外なくこうした個別ページからの
細かいアクセスの合計数字が大きいのです。
そのためにも割りと好き勝手良い
メルマガ記事と違い
検索からのアクセス流入を狙うためにも
サイト系の記事は
それに応じた書き方が求められます。
このあたりはロングテールやキーワードに関する
書籍を何でもよいので1冊読んでおくと良いですね。
そうすれば普通にサイト系で
アクセスを拾える記事を書けるようになります。
なお、どちらが難しいのですか?
という質問もいただくのですが、
それは魚と肉はどっちが美味しいのですか?
という質問なみに回答が難しいです。
なんというか人それぞです。
ただ、メルマガのほうが自由性が高いので
「創造力や遊び心」系の力が高い方は向いています。
件名とかに「ドキッ!」とするようなの付けるには
こういう要素が大きく影響します。
一方でサイト系の記事は
「調査力と要約力」系の力が高い方は向いています。
本でもネットでもリソースは何でもいいので
調べて調べて調べる力。場合によっては
レビューや体験のように自らを情報の入れ物にしてしまう。
そしてそれらの情報をまとめあげる力。
笑いや独創性があれば尚よしですが、
ここまでできなくても十分通用する記事になります。
というわけで一口に記事と言っても
サイトか?メルマガか?どんな媒体か?
これによって書き方のポイントは
かなり変わってくるので知っておいて損はないです。
とはいえ、サイトとメルマガの両方を
やっている人ってかなり少数といいますか
マニアックなので。
…うん、やっぱり知らなくても良かったかもしれません笑