中松です。自分にかかってる教育費と回収した金額が
どのくらいか把握していますか？
産まれてから社会に出るまでの間は
大半の人が「親の庇護下」にいます。
そして、生活費やら教育費やら
いろいろかけてもらってきているわけです。
さて、ここで質問ですが
自分がどのくらいのその金額をかけてもらっているかを
正しく把握できていますか？
ちょうど面白いデータがあったので
以下に掲載しておきます。
一人の子どもの出産から大学卒業までの総費用
(出典：ＡＩＵ保険会社調べ)
・基本的教育費 (約１，６４０万円)
出産・育児費用 ９１万円
２２年間の食費 ６７１万円
２２年間のおこづかい費 ４５１万円
２２年間の衣料費 １４１万円
２２年間の保健医療理美容費 １９３万円
子供の私的所有物 ９３万円
学費などを含まずまずこのぐらいは
平均してかかるそうです。
２２年間の場合なので１年あたり平均すると
約７４万円です。月だと約６万円ちょっと。
子供一人が「いる」だけでも
このぐらいかかるというわけです。
これに学費などの教育費が加算されます。
※塾や教材費、習い事代などの平均額を含めたものです。
幼稚園２年間 公立 ６４万円
私立 １４７万円
小学校６年間 公立 ３０８万円
中学校３年間 公立 ２２９万円
私立 ５２５万円
高校 ３年間 公立 ２５２万円
私立 ４７９万円
大学 ４年間 国立 ４９２万円
私立(文) ６０４万円
私立(理) ７２０万円
私立(医、歯) ２，９６５万円
これを踏まえると
全部、国公立コースでいった場合でも
１，６４０万円＋１，３４５万円＝２，９８５万円
一方で、お金のかかる医学部系などに言った場合だと
１，６４０万円＋４，４２４万円＝６，０６４万円
こんな感じで跳ね上がります。
あくまでも平均金額なので
ご家庭によって差はある程度あると思います。
そもそも大学、短期大学の進学率は
文部科学省のデータ(２０１５年)によると
「５６．５％」ほどです。
ですので、残りの４３．５％の人は
もっと早い段階で社会に出ているわけなので
かかっているお金も当然ですが少なくて済みます。
人によっては、社会にでるまで
１，０００万円かかってない方も
いくらでもいると思います。
面白いですよね。
６，０００万円ぐらい
親にお金をかけてもらっている人もいれば
その何分の一ぐらいの方までいろいろいるわけですから。
さて、前置きはこのぐらいにしておきまして
ここからが本題ですが、
あなた自身は社会に出るまでの間に
親にどのくらいのお金をかけてもらっているか？
これを正確に把握しているでしょうか。
そしてそのかけてもらっている金額を踏まえて
いまの自分は「どんな程度なのか？」を
振り返ってみると良いです。
ものすごい教育費かけてもらっているのに
いまの年収がものすごい低いとか
満足のいく人生が送れていないとなるとこれは問題です。
一方で、かけてもらっている教育費に
見合うだけの収入を得ていたり
満足のいく人生を送れている場合は上出来です。
人によってはいまの私の話に
こんな感想を持つかもしれません。
「かけてもらった教育費と回収できたお金を
天秤にかけた話しをするなんて、神経おかしいですね。
中松さんは、ゲスの極みですね！」
そんな意見をお持ちになるかもしれません。
しかし、そもそも論として、
教育費というのは「お金」そのものの話しです。
教育「費用」なわけですから。お金なんです。
ですからここにかかっている金額と
いま現在の稼ぐ能力を照らし合わせることは
何らおかしいことではないのです。
むしろ、冷静に考えれば考えるほどいたって普通です。
個人的な考えになりますが
かけてもらっている教育費以上に
稼げている男は優秀で、親孝行。
稼げてない男はザコで、親不孝だと思っています。
あくまでも私の
「自分にかかってる教育費と回収した金額」に対する
考えですけどね。
でも、的は外していないと思っています。
ぜひ機会があれば
教育費と回収した金額を計算してみると良いです。
その結果がどうであろうと自己責任ですが。
ちなみに私はオール国公立なので
教育費はさほどかかってないほうです。
しかし、とはいえ大学まで行かせてもらえていますし、
お金がなくて行けないといった
悔しい思いをしないで済んでいるわけなので
その点は親に大感謝です。
■追伸
ちなみにこの考えは男に限定した話しです。
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女性は男とはまったく違う生き物という認識なので
今回の話では、一切考慮しておりません。
女の子ならたくさん教育費かかってきてるのに
ぜんぜん稼げてなくても
まったく問題ないです。そこじゃないですから。
