中松です。独立できるレベルだけど辞めない社員の特徴を
お伝えします。
一口に中小企業といってもいろいろあります。
その中でも、
売上が数億円以上や従業員が数十名以上などの
会社は中小企業の中でもやや大きめになります。
このぐらいの規模だとワンマン社長が
経営している会社もまだあるのですが、
一方で、それだけではなく、
社長がいなくても会社を回せる力を持っている
優秀な社員がいるケースがあります。
会社自体の仕組みができているのが大前提ですが、
そうはいっても、社長不在の下で
会社を回し、他の社員を統率し、
利益を上げてくれるわけなので
このレベルの社員は相当優秀なわけです。
待遇は役員であったり、幹部であったりするケースが多いですが、
ここで一つ興味深いのが
「彼らはその気になれば
独立して自分で会社を立ち上げても
やっていけるだけの力を持っている点です」
私もヨソの会社さんとつきあいあるので
そこの社長さんやあるいは幹部の人たちとか
接したりする機会もあるのですが、
上記のケースに当てはまる人は
社員の身でありながらも、十分に独立できるレベルの人が
いたりするわけです。
それだけの力を持っていながら
なぜ、独立して自分でやっていかないか?
これが素朴な疑問として浮かんだので
社長さんがいない時に
「なんでやめないんですか?笑」
と、何人かの方に聞いたことがあります。
その回答は人それぞれですが
大きくまとめると
・独立や起業自体にそもそも興味がない
・人として社長に惚れており、社長と一緒にいたい
・待遇が良い(給料や勤務体系など=十分に評価されている)
・独立したいけどやっぱ怖いし、いまの待遇良いから、これで良いかな~
こんな感じのケースが多いです。
独立できるレベルの力を持っていても
上記のケースに当てはまると
独立しないで会社に留まってくれるわけです。
じつは私自身の中に「矛盾」がありまして、
私は自分自身が
サラリーマンを脱サラして独立した身なので
起業や独立は「超肯定派」です。
しかし、自分が経営の側になると分かるのですが、
優秀な社員などには当然ですが辞めて欲しくないわけです。
このあたりが矛盾として少しあったのですが、
でも、そもそも独立できるレベルの社員なんて
本当に一握りなわけですし、
仮に、そのレベルになったとしても
上記のケースのように独立しないのも
割と普通なことが分かってきました。
一方で、独立する人は
どんな状況でも他人が止めることのできないような
パワーや考えを持っているので独立してしまうものです。
つまり、私がどうこう考えることでもなく、
また心配しても仕方ないことなんだということが
良く分かってきたので、ようやく自分の中で腑に落ちました。
少し話がそれましたが
「独立できるレベルだけど辞めない社員の特徴」
は以上となります。
個人的には、独立できるレベルの優秀な社員がたくさんいるけど、
でも、辞めたくない要素のある会社にしていきたいと思った次第です。
そっから先はその人次第になりますしね。