中松です。胃カメラを飲んだらピロリ菌がいた。
先日、人間ドックに行ってきました。
前回は2014年末に受けたのですが
そのときは、簡易ドック(ABC血液検査など)でした。
胃カメラ付きの本格的な人間ドックは
2013年の春に受けて以来なので
約3年ぶりになります。
参照記事:胃カメラでおぇ!おぇ!
http://www.nakamatsu.org/archives/389
案の定、今回も胃カメラは辛かったのですが、
入れるホースみたいなのは前回よりは
小さめだったので少しマシでした。
胃カメラが入っており、
「は~、しんどいな~」という状態で
自分の胃の中が写っているモニターを見ていると…
「あれ?なんか傷みたいな赤いのがところどころにあるな…」
これは先生曰く、胃が少し荒れている証拠だそうです。
まぁ、許容範囲というか、
このぐらいであれば病気になる危険性などはないようなので
問題ないそうです。
ところが…
そのまま胃カメラ検査を続けていると
今度は別の箇所になんだか「ザラザラ」しているような
箇所がいくつか見受けられはじめました。
すると先生が
「あ~、これはピロリの可能性があります。
液体の薬かけてチェックします」
とのことで、胃カメラに付属しているシャワーみたいのから
胃の内部に青い液体が「シャー!!」と発射されました。
お腹の中がなんだか少し冷たい。
この液体をかけることによってザラザラがピロリ菌なのか
どうかを判別できる材料になるようです。
で、この結果、かなりの確率でピロリとのことです。
ピロリほぼ濃厚。
検査はさらに進みます、、
胃カメラの先っぽに小さい小さいハサミみたいなのがついた
クダをさらに入れられて、その先っぽを胃の内部の壁に接触。
そして、私の胃の組織をほんの少しだけ切り取り
そのまま取り出したものを、ピロリ検査にかけるに至りました。
結果は、その場で分かり、
どうやらピロリ菌が体内に潜んでいるようです。
3年前に胃カメラを飲んだときは
ピロリ菌などまったくいなかったので
おそらくはこの3年間以内にかかった模様。
先生に、海外旅行とか、主に東南アジアとか
この数年間でいかれましたか?
と聞かれたので、
「はい、ものすごい行っています」
(カンボジアでお腹壊して、バズーカ打ちました、といった
余計なことは言わないようにお口チャックしておきました)
参照記事:【動画アリ】バズーカが似合いすぎる相棒
http://www.nakamatsu.org/archives/3377
おそらくは現地での「飲食」が原因である
可能性がかなり高いのでは?ということでした。
ちなみに、ピロリ、ピロリと
さっきから連呼していますが
「ピロリ菌」が一体なんであるか?
を正確にご存知の方はどのくらいいるでしょうか。
私は聞いたことがある程度で
ピロリ菌が一体どんな悪さをするか
今日のいままで知らなかったのですが調べてみました。
すると…
ピロリ菌は胃の粘膜にすみつく悪い菌
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とのこと。
ピロリ菌自体は、日本人の50%が菌を保有しているといわれ、
かなりメジャーな菌とのこと。
高齢者になると70%が保有。
ただ、ピロリ菌を保有しているからといって
すぐに大きな病気になるかといったらそうではなく、
はじめは、胃のムカつきや、軽い痛みといった
いわゆる「慢性胃炎」の軽い症状程度の模様です。
ただし、中にはピロリ菌の感染が長期続くことで
胃潰瘍
十二指腸潰瘍
萎縮性胃炎
胃がん
さらには全身的な病気など
こういった症状を引き起こす「おそれ」があるとのことです。
おそらくは放っておいても大事には至らないでしょうし、
いま現在も自覚症状はほとんどありません。
たまに胃もたれや胃のムカつきはありますが、
例外なく、前日にお酒を飲みまくっている時などが
該当するので、コレは思いっきり心当たりあるわけですし。
とはいえ、ピロリ菌は1週間ほど薬を連続投与(飲み続ける)すれば、
75%以上の人は治るそうです。
万が一、治らなくても2次除菌を試みれば
それで90%以上が治るとのことでした。
保険適用の薬を飲むだけですし、
これは「備えあれば憂い無し」なので
1週間ほど服用することにしました。
というわけで少し長くなりましたが
念のために行っている人間ドックで
ピロリ菌が見つかったので
検査をきちんと受けて良かったというお話しでした。
参考サイト:ピロリ菌のお話.jp
http://www.pylori-story.jp/pylori/pylori/
他は異常無し。
…あっ、少しウソつきました。
食べすぎ飲みすぎで、わずかに脂肪肝=デブでした。
どうもお腹周りに肉がつきやすいみたいです。
ピロリ菌除去も大事ですが、
脂肪を除去してくれる薬があれば
処方して欲しいものです。
保険適用外だとしても
箱で購入します。
1週間といわず、
食べすぎた時はいつでも服用することでしょう。