中松です。猫背から学ぶ成功法則についてお伝えします。
背中が丸まっていたり、前かがみになっていたりと
いわゆる「猫背」の人ってけっこう多いです。
猫背のデメリットについては今更私が
言うまでも無くご存知だと思いますが
・見た目の印象が下がる
・健康面でもよろしくない
こんな感じでほんと良いことがありません。
直せるものなら直したほうが良いわけです。
しかし、ここで面白い現象が発生します。
猫背の友達とかと一緒にいるときなどに
「背中が丸まってるよ」と声かけたり
手で背中をポンポンとやると
けっこうな確率で「ピン!」となり
その瞬間は背筋が良くなったりします。
つまり「意識すればできる」わけです。
ところが、すぐに意識しなくなり
無意識状態になるので
また元の猫背状態でずっといるわけです。
で、一体これのがどこに成功法則の要素があるのか?
と思われたかもしれませんが
「大アリ」なんです。
何かと言いますと
「人は本人が心の底から変わろうと思わないと変われない」
この部分になります。
だって、意識して背筋を
よくしようと思えばできているわけですから。
それにも関わらず治らないということは
本人が心の底から変わりたいと思ってないわけです。
表面的にであったり、口では直したいと言っていたとしても
心の底から変わる必要があるとは願ってないわけです。
だから、こういう状態で他人がいくら指摘したりしたところで
その場しのぎにはなりますが、
本質的にはまったくもって効果なし。
他人を変えることはできない。
なんてことはよく言われますが
これにも通じてきます。
心の底から変わりたいと願っており、
そういう人が自らアドバイスが欲しいとか言ってきた場合は
変わることは可能です。
でも、そういう状態になっていない人に対しては
基本的には何を言っても意味がありません。
このケースの場合だと
本当に本人が猫背を直したいと思っていたら
「私の背中が丸まっているのに気づいたら指摘して!」とか
言ってくるわけです。
それであればこちらも手伝えるわけです。
これは猫背に限った話しではなく、
それどころか物事あらゆることにおいても
同じような考え方が当てはまります。
表向きや口先では
「成功したい!成長したい!」と言っていても
心の奥底のレベルで落とし込んでいなければ
アドバイスや指摘を受けた際に
聞き入れることができないわけです。
然るべき相手がアドバイスをくれているにも関わらず
聞き入れることができなければ
結局、損するのは本人自身になるわけです。
というわけで少しまとまりが悪いのですが
猫背の話しをとおして
・人は本人が変わろうと願わなければ変わることはできない
・基本的には他人を変えることはできない(例外:相手の受け入れ体制ができている)
・受け入れマインドができていないと結局損するのは自分
このあたりが伝わっていれば幸いです。
ちなみに、なぜ、たとえ話に猫背をもってきたかというと
私自身がもともと猫背だったのを気合で直した経験があるからです。
直したいと願う以前から指摘される機会はあったのですが
まったくもって直らなかったです。
多分、心の底では別にいいかな?と思っていたんでしょうね。
ですが、社会人になって、いろいろな人と
接触する機会が
学生時代と比べると増えた際に
背中が丸まっているよりは、
背中がせめて普通ぐらい(できればピン!)としているほうが
得する機会が多いな、と感じたために本気で変えようと思ったわけです。
そのうえで、これって成功法則とも通じる部分は
いくつかあるな~と思ったのでネタにした次第です。
自分の経験や体験などを
成功法則に無理やりこじつけたわけでは
”決して”ありません。