中松です。今日のコンテンツは
「安売りすれば良いというわけではない」になります。
世の中にはいろんな商品やサービスが売られています。
そして多くの企業がいかにして
それらを売って、利益を出そうか四苦八苦しています。
そうした際に、高確率で売上「数」を
アップさせる方法があります。
それが一体何かというと
「安売り」です。
そりゃそうです。
同じ商品やサービスなのに
値段が安くなればそれまで値段がネックで買おうか
どうか悩んでいた層が一気に購入に走ります。
いままで３０万円だった商品があったとします。
気にはなっていたけど、値段がネックで購入に
踏み切れなかった。けどずっと気にはなっていてほしい状態。
そんな時にいきなり半額とかになれば
それは決断する人も増えてくるのは当然といえば当然です。
このように安売りをすることで
売上「数」はカンタンに伸ばすことが可能です。
ただし、気を付けないといけないことがあります。
それは何かというと以下の２つです。
・売上「数」が伸びているだけで、売上額や利益額が必ずしも
アップしているとは限らない。
(上手にやらないとむしろ売れば売るほど赤字になる)
・理由がない値下げセールは信頼を失う
(既存顧客、潜在顧客共に納得いく理由が必ず必要)
売上数を伸ばすだけなら
安くすればいいだけなのでバカでもできます。
極端な話、２万円の価値あるものを
１万円にして売れば、バカスカ売れるわけですから。
しかし、当然それでは利益は出ないです。
むしろ売れば売るほど赤字になります。
ですので、値下げして売ったとした場合に、
どのくらいの利益が残るかも計算したうえで
やる必要があるわけです。
こんなの言われればバカでもわかるはなしですが、
資金繰りに困っていたりすると
目先のお金に走って見えなくなるケースもあるようです。
怖い怖い。そうならないように気を付けないとですね。
それとお金だけでなく、同じく大事なのは「信頼」です。
値下げするならするでいいのですが、
それに見合うだけの理由が必要です。
・在庫処分一層セール
・冬物(夏物)一層セール
・Ｂ級品セール
・創業１０周年感謝祭セール
・○○記念セール
セールをやるのに「見合うだけの理由」を
しっかりと用意しておくことが大事です。
理由をなしに毎回セールやっていると
信頼をどんどん失います。
たまにありますよね？
いつも閉店セールとか広告打っているのに、
いつまでたっても閉店しない
謎のスーツ屋とか(笑)
最近もまだあるのかな？そういうの。
あれはあれで面白いと言えば面白いですが、
でも、お客さんからすると
「あそこいつもセールしているよね」
となってしまい、セールなんだけど
セールの効果がなくなってしまうわけです。
(同時に信頼もなくなっている)
アフィリエイトのように
自分の商品やサービスを売るのではなく
紹介による手数料ビジネスだと
セールの類はあまり関係がない話かもしれません。
しかし、利益や信頼の考え方の点については
参考になる点もあると思います。
