中松です。今日のコンテンツは
「漢字とひらがなのバランス」になります。
文章を使って人に情報を伝える際に
大事なのが「漢字とひらがなのバランス」です。
なぜ大事かというと
このバランスを間違えると
伝えたいことが伝わらなくなってしまうからです。
情報を伝える相手にあわせて
漢字とひらがなのバランスを意識するかしないかで
大きく結果が変わってくるわけです。
では、具体的にどうすればいいのか？というと
「ターゲットに合わせる」のが重要です。
例えば、いま私のこの記事を読んでいる方の
大半は「大人」です。
また、大人の中でも年齢層は３０代以上が多く、
男性か女性かでいえば、男性のほうが多いです。
なので、少し固めな言い回しを多くして
漢字を使う頻度も高くしています。
もし、これがです。
子供が読む子供向けの情報であったりすれば
一気にガラッと変える必要があります。
こんな感じ。
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きょうはさくぶんのじかんです。
パパ、ママにありがとうのおてがみをかいてみましょう。
いつもいっしょうけんめいはたらいてくれているパパにありがとう。
いつもおいしいごはんをつくってくれるママにありがとう。
ありがとうのきもちをこめておてがみをかいてみましょう。
しっているかんじがあったらつかってみましょう。
パパとママのにがおえもかいてみましょう。
じょうずにかけるかな？かけたらせんせいにおしえてね。
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こんな感じです。
上記の文章は幼児を想定した場合の文章です。
漢字をひとつも使っていません。カタカナもパパ、ママだけ。
他はすべてがひらがなです。
漢字も漢字と書くのではなく、
相手によっては
かんじ
と書く必要性があるということです。
もし、同じことを伝えるのに下記のような感じで書いてしまったら…
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本日は文章校正の業務を実施いたします。
お父上、お母上に日ごろの感謝感激のお気持ちを綴ってみましょう。
日ごろ激務に耐え、上司や同僚の愚痴に耐え、摩耗して疲弊して擦切っている
お父上に感謝感激の気持ちを綴ってみようではありませんか。
舌鼓を思わず打ってしまう絶品料理の数々を、１日３食栄養バランスを
欠かさずに日々考案してくれるお母上に感謝感激の気持ちを綴ってみようではありませんか。
感謝感激のその胸の思いの丈を赤裸々に便りに綴ってみようではありませんか。
知り得る限りの難解な漢字を使いこなしその胸の思いの丈を赤裸々に便りに綴ってみようではありませんか。
お父上、お母上のそのお姿を肖像画として描いてみましょう。
巧みに描くことができるでしょうか？完了したら私まで一報ご報告をしてください。
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えっと、少し加工していますが(笑)
ただ、同じことを伝えているのに
ひらがなと漢字のバランスを変えるだけで
こんなに変わるのがお分かりいただけたと思います。
基本的にはひらがなが多いほうが
その文章を読める人は多くなります。
また、読んでいて疲れにくいです。
一方で、漢字を多くしたり言い回しを難解にすると
大人でも読めない人、理解できない人がでてきます。
また、読んでいてとにかく疲れます。
「俺、こんな難しい言い回しできるんだぜ？頭いいだろ？すごいだろ？」
と思わせる必要がある場面であれば
漢字を多くしてもＯＫです。
法的文章とか条例とかはその典型ですよね。
権威性を出す必要がある場合も同じです。
しかし、そうでない限りは
漢字は必要以上には使わないほうが良いです。
とりわけ広く多くの方が読む文章の場合は
そうですね、
「小学校高学年(５年、６年生)」が読めるぐらいの
漢字を使うぐらいにとどめたほうが良いですね。
※私のこの原稿は先ほど書いたように
大人の中でも男性より、やや年齢層高めの人を意識して書いています。
文章で人に何か伝えたい時。
文章で人を動かしたい時。
そんな時の一つのポイントが
「漢字とひらがなのバランス」です。
日ごろ文章を書く機会がある人は
意識してみると良いと思います。
ちなみにサイトアフィリエイトでもこれは当てはまります。
作るサイトテーマによって
漢字やひらがなのバランスまで意識できると
ユーザーの反応はアップします。
こんな感じで。
⇒ http://cl-sc.net/datusara/c/02243.html
※本日１０月１８日(火)２４時で終了です。
