中松です。今日のコンテンツは
「カクテルパーティー効果を使ってみよう」になります。
想像してみてください。
とても賑やかな場所で、
たくさんの人が雑談をしています。
賑やかすぎて誰がどこで何を
話しているのかを
細かく聞き取るのはとても難しいです。
と こ ろ が …
こんな状況でも
聞き取れてしまう方法があります。
一体何かというと、
「自分が興味のあること、自分に関わること」
こういう内容が聞こえてくると
ガラッと変わってきます。
どんなにうるさい状況でも
優先的に耳に入ってくるそうです。
例えば、とてもうるさい時でも、
「○○さん」と自分の名前を呼ばれたら。
他のフレーズよりも
優先的にその単語が情報として耳に入ってくるわけです。
これを心理学用語で
「カクテルパーティー効果」と言います。
1953年に心理学者の
コリン・チェリー氏が提唱したそうです。
なんでカクテルパーティーかというと、
多分、その時代は
カクテルパーティーなるものが流行っていたのでしょう。
とっても賑やかで騒がしいところを
意味しているのだと思います。
今じゃ、カクテルパーティーなんで死語?
聞いたことありましたか??
とりあえず私は初めて聞きましたよ(笑)
それはさておき。
カクテルパーティー効果は
「音」なわけですが、
これと似たような現象は
何も音だけではありません。
例えば何気なく
ネットサーフィンをしていた時を
想像してください。
そんな時にあなたに関わること、
興味がある内容が広告でポン!と表示されたら。
無意識レベルで「おっ?!」と思い
反応してしまうのも似ています。
開いているページには
膨大な情報が掲載されています。
「膨大な情報」は
カクテルパーティーで例えるところの
「騒がしい状況」と同じです。
ところがそんな状況でも
自分に関わること、自分に関心のある事。
こういう情報が表示されると
膨大な情報から、その情報だけに意識が集まる。
これが一番うまいのはグーグルですね。
「パーソナライズド広告」がまさにそれ。
残されたCookieからその人が
関心を持つであろう広告を表示させる機能。
昔はなかったのに、いつのまにか当たり前のように
私たちのネットライフに浸透しています。
※Cookieは自分で調べてください
少し話がそれました。
カクテルパーティー効果です。
これは意図的に
「発動させる」ことが可能です。
例えばあなたが情報を発信しているのであれば、
意図的に、読み手が反応するであろう
フレーズを紛れ込ませる。
これもカクテルパーティー効果の
一種とよべなくもないわけです。
雑多な情報の迷路を彷徨っている読者に、
救いのフレーズを差し伸べる。
自ずと向こうから
反応してくれる構図が生まれます。
ぜひ試してみてください。
ちなみにこの人はカクテルパーティー効果を
混ぜこんだサイト作りがウマイです。
→ http://www.1fs.jp/asan.html
スッと入ってくるんですよね、気づいたら。
これができれば
報酬は倍増すること間違いなし。
■追伸
明日2月4日(土)24時ですべて削除