中松です。今日のコンテンツは
「成約率改善は分母が大きいものから」になります。
インターネットビジネスの良いところは
「成約率の改善」が実施しやすい点です。
すべてのデータが残るので
それを活用しやすいわけです。
現在、成約率は3.45%だとします。
ここを改善してみたら
どう変動するか?試してみよう。
こういうのがすぐできるわけです。
リアルビジネスでもやり方次第で
データは取れます。
しかし、ネットのそれと比べると。
どう考えてもデータを取りやすいのは
ネットに軍配が上がります。
成約率を高め続ければ1つの商品サービスだけでも、
莫大な売上を獲得することも夢ではありません。
ただし、気を付けなければいけないことがあります。
成約率の改善がしやすいが”故(ゆえ)”に
何でもかんでも改善してはいけない点です。
「成約率を改善する際の
優先順位は分母が大きいものから」
例えばです。
Aサイトは月の売上100万円
Bサイトは月の売上 10万円
どちらも成約率を改善させる手間は
さほど変わりません。
しかし、仮に10%アップさせた時に
もたらされる影響は大きな違いが出ます。
Aサイトは月の売上100万円 → 売上110万円 (10万円アップ)
Bサイトは月の売上 10万円 → 売上 11万円 ( 1万円アップ)
同じような手間で、
同じだけの成約率アップを果たしても。
分母が大きいか小さいかで
得られる数字の結果は異なるわけです。
当たり前ですが、同じ手間であれば
分母が大きいものから優先してやるべきです。
そのほうが
効率が良いからです。
言い換えると、分母が小さいもので
どんなに成約率改善を頑張っても
得られる結果は小さくなってしまうわけです。
意味なくはないのですが、
影響は著しく小さいということです。
もし、あなたが複数のサイトや
複数のビジネス。
あるいは複数の広告出稿ラインなどを
持っているとしたら。
まずは分母が大きいものを
最優先して改善を試みていくのがオススメです。
分母が小さいのは後回し、
場合によってやらないでもいいぐらいです。
(厳密には、分母をまずは大きくするのが先ってこと)