中松です。今日のコンテンツは
「名前で検索されるサイトは商標をとっておいたほうが良い」になります。
今日は上級者向けの話になります。
アフィリエイトサイトを運営している方の中には、
「サイト名」を”意識”して付ける人もいます。
ここでいう”意識”とは
単にキーワード云々のレベルではありません。
将来的にサイト名単体で検索されることを
想定したうえでのネーミング、という話です。
例えばです。
分かりやすい例だと、
「クックパッド」を想像してください。
クックパッドはあらゆる
レシピ名で個別ページが
上位表示されています。
これはいわゆるロングテールで
集客をしている構図になります。
それと同時に、
サイト自体が広く認知されています。
ユーザーの中には「クックパッド」と
サイト名をダイレクトに検索する人もいるわけです。
これが名前(サイト名)で
検索されるサイトです。
このように人気サイトになると
各種関連キーワードだけでなく、
サイト名自体で検索されて
アクセスも流れてくるようになります。
もちろん、このレベルのサイトを作るには
相当の時間や経験、スキルが求められます。
※冒頭で上級者向けといったのもこれが理由です
あなたがもし何かしらのサイトを運営しており、
アクセス解析をチェックした際に…
サイト名でのアクセスが
けっこうあるようでしたら。
それはかなりスゴイことであると
認識したほうが良いです。
そして、それと同時に
できればやっておいたほうが良いのは
「商標登録」です。
そのサイト名で商標登録しておけば、
仮に、第三者がその名前をパクったとしても安心です。
その知名度を利用してビジネスをしようとした際にでも
あれこれ手を打つことができます。
弊社でも名前で検索されるのを想定して作った
サイトの中には「商標登録」をしたものがあります。
手続きは弁理士事務所を使うと楽です。
※弁護士ではなく「弁理士」です。
この前、取得した時は
もろもろ諸費用を含めて48,764でした。
特許印紙代(出願料) 20,600円
代行手数料 28,800円
消費税 2,304円
源泉所得税 -2,940円
差し引き合計額 「48,764円」
安くつくか、高くつくかは、
その商標名をいかに育てるか?次第になります。
将来的にとんでもなく認知される
役務サービスになれば、安いわけです。
一方で、商標は取得したものの
誰にも知られることなく消えていく
サービスになれば、高くつくわけです。
(そもそも取得する必要がなかったわけですから)
あと、申請してから取得できるまで
ものすごい時間かかります。
うちも申請してから取得が完了するまで
「6か月ぐらい」かかりました。
事前に「そのぐらいかかるのが普通ですから
ご了承くださいね~」と説明はされていたので
待たされた感はありません。
とはいえ、申請を考えている場合は
そのぐらいかかるのも頭にいれたうえで
やるのがいいですね。
というわけで、あなたがもし
名前で検索されるサイトを運営しており、
なおかつかなりの人気サイトの場合は。
第三者に利権を奪われるリスクを減らす意味でも、
商標は取得しておいて損はないといえます。
どのくらいいるかな?
商標取得したほうが良いぐらいに
強力なメディアを持っている人。
気になるところです(笑)