中松です。今日のコンテンツは

「牛久大仏コンプリートパッケージ」になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、兼ねてから行きたかった
茨城県牛久市にある「牛久大仏」に行ってきました。

ご存じない方も多いかもしれません。

じつは牛久大仏は高さ120メートルを誇り、
ギネスブックにも掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに自由の女神は40メートル、
奈良の大仏は約15メートルです。

120メートルがいかに
常軌を逸した高さであるか?

この数字から分かると思います。

 

お花見の季節だったこともあり、
園内は満開の桜に包まれて素晴らしいの一言。

前から見たかった牛久大仏を
きれいな桜に囲まれながら見れたので
私は大満足でした。

 

そんな中でふと頭をよぎったのが

「牛久大仏のバックエンドは100万円だ」
ということです。

 

一体何かというと、牛久大仏は大人1人800円で
園内+大仏の中を見れます。

これがいわゆるフロントエンドです。

 

で、大仏の中に入ると分かるのですが、
至るところで、いろんな商品が売っています。

もらったら心の底から”困る”ような
大仏のキーホルダーや各種大仏グッズ。

このあたりはまだ序の口。

 

大仏の中、奥深く進んでいくと
ある一角にたどり着きます。

そこにはサラッとさぞ当たり前かの
如くこう書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永代経(胎内仏奉安)ご志納

一口 金100万円也 御身丈三尺型
一口 金 30万円也 御身丈一尺型

 

大仏の中には、
小さな大仏がたくさん奉られている
エリアがあるんですね。

で、お金を払うと、
その小さな大仏に自分の名前を添えたうえで
置いといてもらえるシステムです。

 

一尺は約38センチです。

金100万円也 御身丈三尺型
金 30万円也 御身丈一尺型

 

三尺(約114センチ)の大仏を購入して名前を書いて
おいといてもらうらだけで100万円。

一尺(約38センチ)の大仏でも30万円。

 

高いんだか、安いんだか分からない
謎の価格設定です。

ですが、驚くほどの数の大仏が奉られていることからも、
購入する人が多いことがうかがえます。

 

さらに、バックエンドは仏だけではありません。

牛久大仏のすぐ近くには
「牛久浄苑」があります。

 

そうです、いわゆる「霊園」ってやつです。

この牛久浄苑で販売されている
「墓」の価格設定がこれまた素晴らしい。

 

個人墓は

37万円(33回忌まで)
54万円(50回忌まで)
64万円(永代使用)

※永代使用は永久ってことです

 

さらに「夫婦墓」を選択すると
セット割引が適用されるとのことです。

仏から墓までフルセットで購入すると
牛久大仏のバックエンドは
100万どころか、200万円級になります。

 

「牛久大仏コンプリートパッケージ」という
ネーミングで販売して欲しいものです。

幸いにも、自分の墓を考える年までは
まだまだ長い猶予が私には残されています。

 

ただ、年配の方の「心中を察する」と
「自分の生きた証」を残したいのかな?

だから、ここにお金を使う人がいるのかな?

そんな風に感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んでしまうと、肉体も魂も

この世から消えます。

でも、墓であったり、名前を添えた仏などは
本人の死後も、形としてこの世に残るわけです。

 

格差社会が進み、下流老人と呼ばれる方々が増える一方で、
お金に余裕がある人、使うあてがない人。

そんな方も存在するわけなので、
墓や仏にお金を使うというのも
ごくごく自然な流れなのかな?

そう、人知れず30代の私は
物思いにふけるのであります。

 

あなたは自分のお墓とか
考えたことありますか?

牛久大仏は桜もキレイですし、
都心からも車で1時間もあれば行ける距離です。

(都内港区から高速利用の場合)

 

一度は行ってみる価値があると思いますので
オススメです。

…でも、1度でいいかな。

2度目行くことがもしあるとしたら、
それはお墓を買いに行くときかもしれません(笑)

お墓を作りたい人はコチラから
http://1fs.jp/27frBgAR.html