中松です。今日のコンテンツは
「トレードオフできる人が勝つ」になります。
経済学の考え方の一つに
「トレードオフ(trade-off)」があります。
あちらを立てれば
こちらが立たず。
といったらアレですが
要するに
ある選択をすると、別の何かが犠牲になる
といった利益相反の状態を指します。
例、食べたいけど食べたら、太る。
あるいは
痩せたいけど、食べないとお腹がすく。
例として分かりやすいのでダイエットを出しましたが、
先に書いた通り、トレードオフは経済学の考え方です。
ですので、実例としては
増税をすると国の収入は増えるけど、
国民の不満は高まる。
減税をすると国民は喜ぶけど、
国の収入は減る。
といったこういう感じの使い方のほうが
より的確といえます。
さて、大前提はこのぐらいにしておきましょう。
この「トレードオフ(trade-off)」が
できる人は、物事あらゆる場面で結果を出します。
トレードオフできるってことは
言い換えると「決断ができる」ってことですからね。
何かを得るために、何かを犠牲にできる。
あれこれ欲しがらず、まずは1点集中で手に入れる。
トレードオフが実践できると
得られる結果も大きく変わってくるわけです。
一方で、トレードオフができない人って
決断ができない人、取捨選択ができない人ってことです。
決断ができない人は何も得ることができません。
あれこれ欲しがる人は、結局は何も手に入れられません。
例外:何か1つで結果を出したら、
その次のものを目指すなどはアリです。
ただ、個人的には利益相反の場面に出くわしたとしても、
どっちを選んでも大体は正解だと感じています。
トレードオフは利益相反です。
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つまり、どちらを選んでもそれに見合っただけの
メリットや利益が得られるわけです。
もう書くまでもないのですが、
一番良くないのは「選択できない」です。
いわゆるトレードオフができない状態。
これは何も手に入れられない状態を意味しています。
仕事やプライベートなどを振り返ってみても
思い当たるふしはありませんか?
もし、あるとしたら試しに
トレードオフを実践してみるのも一つの手です。
ちなみに、こちらを選んだ場合、
継続的な収入源が手に入るけど、
それを作り上げるのは面倒くさい。
いわゆる一種のトレードオフの関係が
成り立っています。
これと対照的なのは転売かな?
即金が手に入るしカンタンだけど
単発収入や仕入れリスクが付きまとうなど。
どちらを選んでもそれなりの結果は得られます。
大事なのは「選択できるか、できないか」です。