中松です。今日のコンテンツは
「メガバンク3行リストラと仮想通貨の因果関係」になります。
先月、日本を代表するメガバンク3行が
大幅なリストラを実施すると発表しました。
みずほ 1万9000人
三菱東京UFJ 9500人
三井住友 4000人
3社合計 3万2500人
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いますぐリストラではなく、
ここから数年かけて人員を削っていくとのこと。
各銀行は、銀行業務以外にも
関連会社をそれぞれ多数持っています。
ですので、一概にリストラと言っても
・どの業務の人が削られるのか?
・どのレベルの人が削られるのか?
・どの年齢層が削られるのか?
これは外部からだと
なかなか見えてこないのでなんとも言えません。
ただ、一つ言えるのは、
日本が誇る一大勢力の企業が
大規模なリストラをそれぞれ実施する。
これが今後、まぎれもなく
現実として起こるということです。
さて、ここで最近話題の
仮想通貨との因果関係は?
仮想通貨(暗号通貨)は、各コインによって機能は様々ですが、
共通して言えるのは、
大なり、小なり銀行の役割の一部に
とって変わる存在であるという点です。
例えば分かりやすいのは海外送金。
経験したことがある人だと分かりますが、
銀行をつかって海外送金をやると、
・手数料がとにかく高い
・送金までの時間もかかる
・窓口に行く必要があったりと、何かと手間がかかる
とにかく面倒くさいです。
ところが仮想通貨を使ってしまうと
すべての面においてメリットが出てきます。
安い、早い、カンタン
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海外送金はもちろんのこと、
仮想通貨がとって変わる業務は間違いなく存在し、
今後は増えていきます。
そして、その分に比例して
銀行の売上は下がると考えられます。
とはいえ、銀行は多岐にわたる業務をしています。
送金など一部に過ぎません。
逆に、貸付などは仮想通貨がとって変わるのは
すぐには考えにくいです。(可能性は0ではない)
ですので、銀行が
そうカンタンにつぶれることはあり得ません。
以上を踏まえると
今年に入って、仮想通貨が台頭してきたことと。
このタイミングでメガバンク3行がリストラを
発表したことの因果関係。
これは極めて微々たるものに過ぎないと
個人的には感じます。
言い換えると、仮想通貨が話題になってなくても、
おそらくは遅かれ早かれ、メガバンク3行は
リストラを始めたということですね。
ただ、それと同時に仮想通貨の台頭が
リストラの背中を予定よりも「強い力」で後押しする。
こちらに関しては十分に
起こり得ると思われます。
銀行に限らず、影響を受けるのは
単純に考えるとクレジットカードも考えられますよね。
※暗号通貨は送金だけでなく、決済の手段でも利用できる
ただ、一概にマイナスか?と言われると
これもデータ出てこないと分からないところです。
消費者の決済手段の選択肢が増えることは、
1個人あたりの消費量アップに
繋がる可能性もあるわけなので。
例:電子マネーの出現により、コンビニ等の少額決済増加
…というわけで少し話が脱線してしまいましたが、
メガバンク3行のリストラと仮想通貨台頭による
直接の因果関係は低い。
ただし、長期的には影響が出てくる。
そして、影響を受けるのは銀行だけではない。
このあたりがポイントになります。
先日、一時的に
1ビットコイン130万円近くまで上昇しました。
もはや軽視できない流れです。
世の中の流れを踏まえると
少額でも良いので、とりあえず保有しておく。
大きな流れには乗っかっておいたほうが
結局は自分の人生にとって有利になると思います。
参考になれば幸いです。