不動産投資ネタです。
最近、いろんなところで物件価格が下がってきた
という話を耳にする機会が増えてきました。
物件価格が下がる≒金融機関が融資を引き締め傾向にある
必ずしも「イコール」ではなく
「ニアリーイコール」なのがポイントです。
エリアにもよるのでしょうが、
少なくとも私がチェックしているは1都3県では
この傾向を感じています。
例えば、去年だと東京23区内の
新築1棟RCだと板橋区とか葛飾区でも
良くてせいぜい利回り6%。
大半が5%台でした。
たまに6%オーバーが出てくると
すぐに売れてしまっている印象でした。
ところが最近だと、これが上向いてきており、
6.5%とかちらほら目にします。
この前とか、世田谷区最寄り駅徒歩2分で
6.5%の新築1棟RCの物件情報が入ってきました。
板橋区や葛飾区に比べると
やはり世田谷区のほうが総じて土地が高いので
結果として利回りも下がるのですが
それでも6.5%なので
これは板橋区や葛飾区に置き換えると7%ぐらいに
匹敵する数値という印象です。
※ちなみにこれは「売建(うりたて)」のケースで、
土地から仕入れてやる場合だと
さらに1%ぐらいは利回り上げられます。
これは何もRCに限った話だけではなく、
重量鉄骨、木造も同様です。
新築だけでなく、中古もそうですね。
物件全体の値が下がってきている。
物件価格が下がる=利回りが上がる
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「市場の底」は知る由もないのですが、
好条件で融資を引ける人であれば
チャンスが到来しはじめているといえそうです。
ちなみに、私個人的には時代に合わせた「相場」を
知っておくのがポイントだと思います。
例えば、地方の平成築1棟RCなどですと
同じ利回り15%でも、リーマンショック直後に
物件価格がものすごく下がっている時だと
この利回りで買えて普通。
逆に今のタイミングで15%で買えると
結構スゴイ、ということが言えます。
不動産投資やりはじめて分かりましたが、
「いつの時代からスタートしたか?」
というのも重要なファクターと分かりました。
単純に考えて
安く買える時代にスタートできた人は有利。
高値の時に始めた人は不利。
でも、そうはいっても、きちんと勉強して
実力つければ、どの時代でも戦えますけどね。
時代の力を「自分の力と誤信」してしまうのが
最も愚かなんじゃないかと思います。
はい、話それそうなので
今日はこの辺にしますが
物件価格が総じて下がってきているのは
間違いありません。
春以降も楽しみが続きます。
参考になれば幸いです。