中松です。今日のコンテンツは
「言って欲しいことを言ってくれる代弁者ビジネス」になります。
私が起業したころ(11年ぐらい前)の話になるんですが
当時って自分と考え方や価値観が合う人が少なかったです。
それもそのはず、周りを見渡しても
脱サラして、起業している人なんていないからです。
話が合うはずがないわけです。
ところが起業してからは、同じように起業している人と
接触する機会が増えていきました。
当然ですが、それまでに比べて
話が合う機会も増えていくわけです。
中には「それを思ってた!それを言って欲しかった!」的な
いわば自分の感情や価値観を共有してくれるような人と
接する機会も出てきました。
いわば言って欲しいことを言ってくれる
「代弁者」ですね。
人間誰しもこういう人に接触すると
強く惹かれる傾向にあります。
例えば、タレントのマツコデラックスさんなどは
このあたりが非常に上手いです。
他のタレントや芸能人が真似できないような
コメントや意見で、視聴者から共感を得る達人です。
「それを言って欲しかった!分かる!」など
押しつけがましくないのも
今の時代の視聴者層には
合っているのだと思われます。
前置きが長くなりました。
今回の話はこうした言って欲しいことを
言ってくれる「代弁」をビジネスに応用すると
上手くいきますよ、という事です。
先ほどのマツコさんもそうですし、
ビジネスなどではこの要素を巧みに
使っている人がたくさんいます。
基本的に、代弁は個人性が強いものなので
キャラクター系ビジネスだとは効果抜群です。
SNSを上手に活用している
人気のある芸能人や有名起業家なども当てはまります。
法人でも企業メッセージにこの要素を
組み込めば効果はあるんでしょうが
そうはいっても個人にフォーカスしたほうが
高い効果を期待できそうです。
共感や共有でも十分に効果はありますが
代弁性は一種の「カリスマ性」の演出にも繋がるのが
ポイントです。
自分自身が前面に立って活動をする時は
「代弁性」を一つ意識してみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。